ともとはるの「何して遊ぶ?」

人生死ぬまで思い出つくり!本気の遊び提案ブログ

就活で内定競争倍率250倍以上の企業を突破した私が参考にした1冊の本「面接ではウソをつけ」

こんばんわ、はるです。

 

突然ですが、私面接が得意です。

 

得意なのは面接だけで、他に何ができるわけでもありません。

英語もしゃべれなければ、ボランティア経験もOB訪問もしていません。

部活にも入っていなかったし、正直大学時代はバイト→海外旅行の繰り返しでした。

そんな、なんの経験もない中で就職活動の面接だけは得意でした。

 

5年も前の話をしてお恥ずかしいですが、2011年卒の就職氷河期に内定競争率の高い企業TOP50に入る企業を5社受け、そのうち2社に内々定、3社は最終面接(先に内定を貰った企業に決めた為こちらからお断り)という成果を残すことができました。

 

この時期、「絶対内定」や「内定獲得のメソッド」などたくさんの本を読みましたが、どれも書いていることはバラバラ、きれいな事ばかり書いてあり共感はまったく出来ませんでした。

そんなたくさんの本の中から唯一1冊だけ、就活の道しるべとなった本があるので紹介します。そしてその本の通りに面接を行ったら1社も落ちることなく内定にたどり着くことができました。

 

 

 

目次

 

 

私の就活事情

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平均の企業エントリー数が30社と言われる中、私のエントリー数はわずか5社でした。

 

これには事情があり、私は当時水産学部生で水族館で働きたくて就職活動開始の時期にちょうどインターンシップで1カ月間水族館で働いていました。※結局、企業に就き水族館への就職はやめてしましました。

 

インターンシップは週に1日しか休みがなかった為、その日に面接を入れ込んおり、そしてそのスケジュールで受けることができる企業は5社が最大でした。

また大企業志向、食品メーカー志向だったのでおのずと内定倍率は高くなり、私が受けた企業はすべて内定競争倍率TOP50に入る企業となっていました。

 

 

唯一参考になった就活本「面接ではウソをつけ」

この本はクビ寸前の営業マンからトップセールスになった菊原先生がいつもは営業講座本を出版しているんですが、この本では自身の営業経験に基づき面接に挑む時のマインドの作り方や、面接官の考え方まで言及しています。

面接ではウソをつけ、という過激なタイトルですが内容はとってもタメになります。

就活中に唯一、本当に参考になった本なので紹介します。

 

勝つための「戦術」がなければ、弱者は必ず負ける


この本は弱者のための本です。

「一流大生」「コミュニケーション能力ばつぐん」「凄い経験の持ち主」といった就活強者ではなく、「二流大生」「内気・ねくら・コミュ力ゼロ」「サークルとアルバイト以外、何もしてこなかった」

といった就活弱者の人たちが、どのようにすれば面接をクリアして、内定という「勝利」を勝ち取ることができるか、ということについてお伝えしていきます。

弱者が「ありのままの自分」で勝負していてはお話になりません。徹底的に「ウソ」をつかなければ、ライバルと同じ土俵にすら立てないのです。あなたの就活、そして将来的には仕事のスタイルすら根本から変えてしまう1冊になることを、お約束しましょう。(星海社新書HPより)

先に述べた通り、完全に私は、この著者が言う就職弱者でした。

海外旅行は好きだけど、英語もしゃべれないし(TOEIC250点…)、部活もやっていないし、人見知りで人とのコミュニケーション能力は欠落しています。

そんな人の為にある本!

 

以下、その本に基づいて実践したことを書いていきます。

 

 

面接は「演技」をするための舞台

タイトルでウソをつけと言っていますが

面接に受かりそうな人をモデルにし面接の15分間だけその人になりきって演技をしろということが書かれています。

大切なのは、やってきた功績よりもその人の感じの良い雰囲気であり「感じの良さ」は一流の学歴やすごい経験に勝るとも書かれています。

 

 

私は完全にこの本に倣って面接に挑みました。

私は普段人見知りが酷く、基本的に他人にまったく興味がありませんし、テンションは低く笑うことも人より少ないと思います。

ですが、就職活動の面接時だけはそんな自分を封印し、明るくはきはき喋る自分を作り上げ笑顔で「感じの良い女子学生」をモデルとしました。

 

入室のノックを開演のブザーだと思う

ジンクス?ルーティンのように、これを念頭に置いていました。

ノックをして「はい、どうぞ」と言われた時に「感じの良い女子学生」への切り替えのスイッチを入れます。

そこから15分は集中して、その役になりきります。

面接官になにか聞かれたときに、そのモデルはどういう仕草をするか、どう笑って答えるかを想像して、回答、喋り方や振る舞いもそのモデルに沿って行いました。

 

面接官に良い印象を持ってもらうことが何よりも、内定への近道です。

面接官に気に入られる自分をモデルとして作り上げていきました。

 

 

面接官はあなたの過去もキャラも知らない

その本には、こうも書いてあってそれも私を後押ししてくれました。

面接官と会うのは就活中、しかも一回あたり15分くらいの時間です。

なので、演技しても全然恥ずかしくない

友達からは「そんなキャラじゃないでしょ」と笑われてしまうような答え方や仕草をどんどん取り入れました。

ようは、その時の相手に好かれるであろう自分を、その15分だけ演じればいいのです。

 

 

結果

その結果、特筆するような経験もない私が一社も落ちることなく250倍の内定競争率をクリアし大手企業へ入社しました。

 もともときらきらの実績がある学生は真っ向勝負をすれば良いと思いますが

その武器が弱い学生、是非この方法を武器の一つにして戦ってください。

 

先日、2017年卒の内定者と懇親会の機会があり、就活の大変さを聞き自分の就活時代を思い出したのでこの記事を書こうと思い立ちました。

なんとなく就活がうまくいかなくて悩んでいる人は、「就活を演技で乗り切る」そんな方法を試してみてくださいね!