ともとはるの「何して遊ぶ?」

人生死ぬまで思い出つくり!本気の遊び提案ブログ

自分の限界は自分で決めろ。大企業を離れた私が考える幸せの探し方

電通の若手社員の過労死問題が話題になっているようです。

www.sankei.com

若くて、東大に電通なんて優秀すぎる方がこのような形で追い詰められてしまったことを非常に残念に思います。

 

 

かくいう私も、会社員として働く中で、辛い思いをしたことがあります。

そこで、私が3年間働いて、会社から離れ、その経験を振り返った今、やっとわかったことを書きたいと思います。

同じように悩んでいる人が少しでも楽になれば嬉しいです。

 

感じ続けた違和感

大学院を卒業した私は、いわゆる大企業に入社しました。

職種は、高校生の頃から夢だった研究開発職。同職の同期は数名のみ。名の知れている会社なので、見当もつかないくらいの倍率だったと思います。

しかし、入社してから半年で、あれ?おかしいな?と思うようになり、「まず3年まず3年…」と自分に言い聞かせながらも、入社して2年経つと完全に会社(部署)と価値観が合わないことに気づきました。

私の「理想の製品」と、会社が求める「会社のための製品」には決定的な乖離がありました。

何度も上司に訴えましたが、大企業のトップダウン構造。

「自分でプロジェクトを立ち上げればもっと人の役に立つものが作れるかも」そう考えた私は、1ヶ月以上、昼間は普段の仕事をし、帰宅してからほとんど不眠不休で論文を読み、アイデアを考え、会社の同期に披露してはディスカッションを重ね、アプローチも考えるという日々を送りました。体は疲れましたが、「理想が実現できるかもしれない!」と考えていた私の気持ちは高揚していました。

そして部署のトップに提案。

「やってみたら」という返事で、嬉しかったのを覚えています。後に役員まで話が行ったそうです。

 

心が折れた

しかし同時期に、現在進行中のプロジェクトで、「ああ、もう自分が何を言ってもダメなんだな。」と思う出来事がありました。

ここで私がいくら頑張ったって、実現する可能性はすごく低い。

そう思った時、絶望しました。

理想があり、それを実現するための手段として入社したと考えていた私はここで心が折れました。

もう自分が一生懸命考えた提案なんてどうでもいい。

些細なことで涙が出て、来客用のトイレに駆け込まなければいけないことがありました。

朝礼で目に涙をためて、時には溢れてしまうこともありました。

私が今まで頑張ってきたことはなんだったんだろう。そう思いました。

 

自分にとって嫌なこと

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仕事をしているとたくさん嫌なことがあると思います。

・価値観が合わないのが嫌

・残業時間が長いのが嫌

パワハラセクハラが嫌

色々な理由があると思います。

 

いずれにせよ、自分が「嫌だ」と思うことは間違いなく「自分にとって嫌なこと」なのです。

1時間だって残業が嫌な人もいれば、セクハラ発言をなんとも思わない人もいる。

ある行為を許容できるかできないか、こころのコップの大きさは皆違います。

 

 

自分の世界のルールは自分で作るもの

「周りはあなたよりもっと残業してる」とか、「その発言はセクハラでもなんでもないでしょ」とか、「それが会社ってものだから」とか、周りのひとは意見してくるかもしれないけど、全ては自分がどう思うか。それしかありません。

ある程度社会に合わせようとする気持ちや行動は大切だし、実際、やってみたら大したことないこともあります。

でも、自分にとって絶対に譲れないことは、貫き通してほしい。

考えられるあらゆるトライをした上で、それでもダメなら、諦めましょう。違う場所に行きましょう。

希望があれば、頑張れる。でも希望を失った瞬間、何もできなくなります。

 

辛い時に何をするべきか

自分を認める勇気を持ってください。

人にとやかく言われても、

「だって、嫌なんだもん!」

それでいいじゃないですか。

 

私はこれからも色々なことを言われるでしょう。

「大企業なのに」、「お給料も福利厚生も素晴らしいのに」、「そんな我慢もできないようじゃ、どこにも就職できないよ」etc..

その時は、「だって、嫌だったんだもん!」という言葉と、楽しく生きる姿を見せることで返答したいと思っています。

私のことを心から心配してくれている人なら、これこそが最高の返答になるはずです。

 

他人の基準じゃなく、自分の譲れない考えや主義主張に従って、判断を下してください。自分だけの正解を探してください。そこに人の意見は必要ありません。

自分のことを考えてくれるのは自分しかないのだから。

 

もっと自分を大切にしてください。

コップの水が溢れてしまう前に。

 

 

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