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伊坂幸太郎ファンが選ぶ伊坂幸太郎小説おすすめ10選

今日は私の主観で伊坂幸太郎小説をランキング形式で10冊おすすめします。

小説のあらすじと簡単な感想を添えますので、参考にして下さい。

 

目次

 

伊坂幸太郎小説の良さ

伊坂幸太郎先生の書く小説のすばらしさを少し語らせて下さい。

伊坂幸太郎小説は、基本的には勧善懲悪で痛快なラストで読後は本当に爽快感に包まれ、またどんでん返しものも多く、だいたい私は小説後半で「やられたー騙されたー!」と言っています。

キャラクターも個性的で独特で忘れられません。で、そのキャラクターを忘れられないでいると他の小説にも登場するので、新刊を買わざるおえなくなり伊坂幸太郎ワールドに引き込まれていく、そんなかんじです。

 

もっと語りたいのですが、ランキングに移ります。

 

伊坂幸太郎小説おすすめランキングTOP10

第10位 チルドレン

伊坂幸太郎まずはコレ!

あらすじ

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むがなぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。何気ない日常に起こった5つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。 

 

主人公陣内の破天荒な性格、落ち着いていて陣内を冷めた目で見る鴨居、盲目のさわやかな青年永瀬。 

時間軸のずれた短編集。読みやすさは抜群だし、この3人のやり取りが口ではいろいろ言っていても仲の良いかんじが伝わってきて楽しい小説です。

続編のサブマリンも鴨居が出てこなくて残念だけど同じくおもしろい。

 

第9位 グラスホッパー

死んでいるみたいに生きたくない 

あらすじ

妻を轢き逃げした男に復讐するために職を辞し、裏社会で男の父親が経営する会社に入社した鈴木。ところが、男は自分の目の前で車に轢かれてしまった。業界には「押し屋」と呼ばれる殺し屋がいるという。

命じられるままに押し屋を追った鈴木だが、待っていたのは妻と幼い息子のいる家庭だった。温かい家族に戸惑う鈴木だが、会社からは息子の敵を討たんとする電話がかかってくる。

一方、自殺専門の殺し屋・鯨は過去を清算するために、ナイフ使いの殺し屋・蝉は手柄を立てるべく押し屋を探していた。

 

死んだ妻の復讐のために鈴木が頑張りすぎる!!

もう、場面がどんどん変わっていって、終いには幻聴も聞こえ始める…怒涛のストーリー展開に引き込まれて行って、途中で読むのをやめられない本ナンバー1です。 

 

第8位 オー‼ファーザー

父親が4人もいるの!?

あらすじ

父親が四人いる!?高校生の由紀夫を守る四銃士は、ギャンブル好きに女好き、博学卓識、スポーツ万能。個性溢れる父×4に囲まれ、息子が遭遇するは、事件、事件、事件―。知事選挙、不登校の野球部員、盗まれた鞄と心中の遺体。多声的な会話、思想、行動が一つの像を結ぶとき、思いもよらぬ物語が、あなたの眼前に姿を現す。伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ400%の長篇小説。 

  

コメディ色100%!次々事件は起きるけど、4人のお父さんがそれぞれの特技を活かして解決するストーリーが面白すぎる!

息子が主人公なんだけど、お父さんそれぞれの息子愛も見物です。

 

第7位 ゴールデンスランバー

このミステリーがすごい!第1位(2009年)

第21回山本周五郎賞受賞・第5回本屋大賞受賞

あらすじ

をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。 

 

ううーん、超大作!!

まじでスリル満点。これは結構重いので時間があるときにどうぞ。

 

第6位 重力ピエロ

家族の愛は、重力を超える。 

あらすじ

仙台の街で起こる連続放火事件。放火現場の近くには必ず奇妙なグラフィティアートが描かれていた。過去に辛い記憶を抱える泉水と春の二人の兄弟は、事件に興味を持ち謎解きに乗り出す。グラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎を解き明かしたとき、その先に見えてくるものとは。 

 

いびつな家族愛が美しい作品。

「本当に深刻な事は、陽気に伝えるべきなんだよ」

という作中のセリフにある通り、暗い過去を抱えながらも、兄弟のやりとりは軽快にすすんでいき、ラストはどんでん返し!!

 

第5位 陽気なギャングが地球を回す

ロマンはどこだ! 

私が一番最初に読んだ伊坂幸太郎作品です。

これが、もう面白いハイスピードなエンターテイメントすぎて伊坂幸太郎にハマりました。小説ってこんなに面白いんだ…!と思った作品です。

何も考えずに最後までスピード感よく読めます。

伊坂幸太郎1冊目には絶対おすすめ。

 

第4位 死神の浮力

お前はまだ死なない 俺がついているから 

あらすじ

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

 

『死神の精度』の待望の続編。

死神の精度という短編小説集があって、それが超絶おもしろいのですが、その続編。

期待を裏切らず、死神の千葉の天然の面白さ、勧善懲悪の痛快ストーリーが死神の精度より増していて読みごたえ抜群です。

 

第3位 あるキング

フェアか?ファウルか? 

あらすじ

この作品は、いままでの伊坂幸太郎作品とは違います。意外性や、ハッとする展開はありません。あるのは、天才野球選手の不思議なお話。喜劇なのか悲劇なのか、寓話なのか伝記なのか。キーワードはシェイクスピアの名作「マクベス」に登場する三人の魔女、そして劇中の有名な台詞。「きれいはきたない」の原語は「Fair is foul.」。フェアとファウル。野球用語が含まれているのも、偶然なのか必然なのか。バットを持った孤独な王様が、みんなのために本塁打を打つ、そういう物語。

 

読めば読むほど面白さが増していく作品。

これ、伊坂幸太郎が好きでもあるキングは苦手という人が多いような気がしますが あと3回読んでみて下さい。どんどん面白くなるので!

発売当時、この野球チームをなかなか勝てない広島カープにかぶせて見ていましたが、カープもとうとう優勝か…

 

第2位 オーデュボンの祈り

未来は神様のレシピが決める

あらすじ

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島"には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?  

 

伊坂幸太郎衝撃のデビュー作!

未来が見えるかかしのいる島というファンタジーな設定だけど、なぜか続きが気になる。この島の歴史とか、『この島に足りないもの』がわかった時、全滅したオーデュボンの話が全部ラストに感動としてまとまります。

 

第1位 ラッシュライフ

未来を決めるのは神の恩寵か、偶然の連鎖か

この本、大好きです!

4つのストーリーと張り巡らされた伏線、時間軸が交錯して最後には綺麗な1枚の絵に収まる感じが素晴らしい!

これを読んだことがない人は絶対読んで欲しい…! 読後の圧倒的な爽快感がすごい。

次読む本はどうかこれを選んで下さい!

 

以上、私が選ぶ伊坂幸太郎小説TOP10でした~!

こちらからは以上です!

 

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