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コルク素材のお財布を手作りしてみた

手芸大好き!ともです。

 

1年ほど前の話になりますが、私は長期旅行をきっかけに大きくて重い長財布を離れ、ビニールポーチを財布として使い始めました。

ビニールポーチ財布は軽くて薄くて最高なのですが見た目が微妙なため、オシャレな店に一緒に行ってくれる友達がいなくなってしまうのではないか?と危機感を感じていました。

 

そこで、軽くてオシャレ風なコルク素材のお財布を作ってみました!

 

 

完成品がこちら
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中はこんな感じで、

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・カード3ポケット

・小銭入れ用ポケット

・お札入れ(写真には写っていませんが、手前にお札を挟むスペースあり)

結構たくさん入ります。

小銭入れのポケット部分は浅めに作ってあるので、小銭入れと財布の底の間のスペースに口紅を入れて使っています。財布に口紅が入るの結構便利。

 

東急ハンズのおじさんに相談したり、様々な試行錯誤の末に完成したので、作り方をメモしておこうと思います。

 

目次

 

コルクの財布の作り方 

使用した材料

・コルクシート(厚さ2ミリ,30cm X 30cm)

・布(財布の内側用)

・ファスナー

・ニス

・筆

・接着剤

・針と糸

 

(使用したけどいらなかったかもしれないもの)

・皮

 

コルクシート

おそらく市販のコルクのお財布は特殊な素材で作られていると思うのですが、東急ハンズになかったので2ミリのコルクシートでやってみました。

 

内側の布には、ダイソーで150円だったランチトートバッグを使用しました。丈夫そうな布地で、内側は防水っぽい加工がされています。

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コルクシートは250円くらいで布は150円、皮も400円くらいだったので、材料費は800円くらいでした。

 

参考

サイズの感じはこちらのコルクのお財布を参考にしました。

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(画像:http://zozo.jp/shop/noteetsilence/goods/9842199/

 

設計

上記の商品を参考にして、

幅 12cm

高さ 9.5cm

マチ 2cm

に設定しました。

「幅+高さ」=ファスナーの長さになるように調節

 

裁断

設計した通りにコルクと布を切ります。

まず横12cm、縦21cm(高さx2+マチ) の長方形にカットして、角は丸くなるように切り落としました。

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内側の布(特に縦の長さ)は、少しだけコルクシートより小さくした方がハミ出なくて良いかもしれません。作りながら調整します。

 

パーツ作成

外側(コルクシート部分)

時間のかかる外側のコルク部分から取り掛かりましょう!

コルクが割れてしまったらTHE ENDなので慎重に進めます。

 

ニスを塗る

コルクシートはそのままでは脆いので強化するためにニスを塗ります。

筆は家にあった昔の絵の具セットのやつです。

つや消しニスを使用しました。途中白く粉を吹きましたが、重ねて塗るうちに粉は出なくなりました。

 

手順としては以下のように進めました

1、表裏にたっぷり塗る

2、立ててしっかり乾かす

3、表裏にたっぷり塗る

4、立ててしっかり乾かす(半日くらい)

表面がしっかりコーティングされて光沢が出てきます。

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シートを曲げる

裏表のニスが乾いたら、曲げます。

コルクシートが割れないよう、曲げたいところの裏表にニスをたっぷり塗ってから、ゆっくりカーブをつけていきます。

次に、マチ部分に適切な厚さの本を挟み込み、コルクシートを曲げた状態で乾燥させて固定します。本は「鈍感力」を使用しています。

 

うまく曲がったら、重しをし、乾かします。(半日くらい)

*くっつかないよう、本や机と接する外側の面にはクリアファイルを挟んでいます
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(参考にした商品ではコルクのシートが前と後ろで二枚に分かれていたことを、この記事書きながら知って驚愕しています。頑張って曲げたのに…2枚を繋げばよかったのか…。)

 

内側(布)部分

ランチトートバッグをカットし、カード入れや札入れなどの機能をつけます。

 

お財布の中には、小銭入れを真ん中にして、両端のくぼみにカードやお札を入れている下のような例もあります。

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このようなシンプルな構造なら以下のいくつかの工程を省くことができます。

 

私はカード入れとお札入れのスペースを以下のように作りました。

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カード入れ

カードがちゃんと入るか確認しながら作成します。ミシンで縫ってます。

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お札入れ

お札入れにはコルクシート(ニス済み)を貼って布の端がボソボソなのを隠してみました。

下敷きが挟まっている部分にお札を入れられます。
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小銭入れ部分

内側の布をWのように曲げ、間に、ポケット状にした小銭入れ部分(高さがありすぎると小銭が取り出しにくいので注意)を挟み込み、重なっている部分を縫います。

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私は小銭入れ部分を皮でやってみましたが、厚いから手縫いになるしめちゃくちゃ縫いずらかったので、内側の布と同じ素材でよかったかもしれないと思いました。見た目はいいんですけどね… 

 

内側の布にファスナーを取り付ける

内側の布をカード入れなどが内側になるように折り曲げ、布の外側(後でコルクと接着する部分)にファスナーを縫い付けます。

角のところがちょっと縫いにくいですが、適当にごまかして縫いましょう。

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ファスナーをつけ、上で作った小銭入れ部分を縫い付けると以下のようになりました。

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組み立て

あとはこれをコルク部分に接着剤で貼るだけ!

*マチの部分は接着剤のみではうまく接着しなかったので、針と糸で縫って固定しました。縁から0.5cmくらいのところを縫いましたが、特に破れたりはしませんでした。ニスを塗ったコルクは意外と強いです。

 


完成

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コルクと布とちょっとの皮でできているので非常に軽いです。

 

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手作りにしてはまあまあ使えるものができたと思います。

安さと制作の楽しさが手作りの良いところですね。
 

 

おまけ:皮でフリンジを作る

ファスナーの取っ手のところに飾りをつけました。

つけなくてもいいし、可愛いものを購入するという手もあります。

 

こちらを参考にして作成しました

革のミニタッセルの作り方(レザータッセル2) | Cami Decor

 

こんな感じに皮でパーツを作ります

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 細いところをファスナーの穴に引っ掛け、くるくると接着剤でくっつけて完成です。
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耐久性は?

4ヶ月後の様子です 。

ほとんど毎日持ち歩いているのでマチの部分が少しヒビ割れてきていますが、問題なく使用できます。

思ったより耐久性がありました。

 

使い始めてからも1ヶ月に1回くらいマチ部分にニスを塗ると良いです。

このヒビも、ニスをこまめに塗ってメンテナンスしていれば予防できたかもしれません〜

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以上です!

 

次はもっと改良したコルク素材のお財布を作ろうと思います!

 

と言いたいところですが、冒頭のランチトートバッグを購入したダイソーの財布の質がかなり良かったので、次の財布はダイソーで購入したいと思います!

 

 

 

 

私の手作り関連リンク

 

 セーターを編んでみました。

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リップ用のスクラブを作りました。

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